――下総

古河公方・足利高基、嫡男・晴氏と伊勢氏綱娘の婚姻を約す

縁組

古河公方・足利高基は、自身の嫡男・亀若丸(足利晴氏)と、伊勢氏綱(北条氏綱)の娘の婚姻を約した。しかしこの約束は果たされず、1539年(天文8年)に至って再度縁談が纏まっている。

氏綱に寵愛の女あり。容顔美麗にして昔の楊貴妃・李夫人とも云つべしと沙汰しければ、古河の公方左馬頭高基、御家督の晴氏の御台所に成申さんとて、此旨被仰下。氏綱畏て承り…北条記

とされているが、実際は伊勢氏(北条氏)の政略結婚であったと見られる。

晴氏はこの後、古河公方の重臣・簗田高助の娘を妻に迎えており、嫡男・足利藤氏らを儲けている。

戦国大名閨閥辞典 第一巻関東戦国史(全)