1581年(天正9年)

織田信長、京都で馬揃えを行う
―京都◆
織田信長が一門・家臣らを集めて、京都で大規模な馬揃えを行った。

原胤栄、上総八幡郷を守護不入と定め、法度を定める
―上総◆
下総臼井城主・原胤栄が、上総八幡郷を守護不入と定め、押買狼藉の停止・郷中商人諸役免許等について法度を定める。実際の発給は胤栄の家臣・原刑部少輔と谷沢貞儀(谷沢丹波守)が行っている。

織田信長、伊賀を攻める
―伊賀◆
詳細後日

正木憲時の守る上総大多喜城が落城する
―上総◆
里見義頼の家督簒奪に抵抗していた正木憲時の守る上総大多喜城(小滝城)が、義頼により攻略される。

明智家臣・明智秀満が福知山天寧寺の諸役を免除する
―丹波◆
明智光秀の臣で丹波福知山城主の明智秀満(明智弥平次)は、天寧寺の諸役を免除している。

大田武庵斎、上総大多喜にて没する
―上総◆
上総の豪族・大田氏と見られる大田武庵斎(日高)が、大多喜にて没する。

上総の大田山城守が戦死する
―上総◆
上総大田氏と見られる大田山城守(真松)が、木内宮内少輔と共に「カワソイニテ打死」したという。

千葉家臣・国分兵部大輔、逆心して東下総の所領を押領する
―下総◆
この年、下総千葉氏の家臣の国分兵部大輔が逆心。下総東部で千葉氏の所領を押領したという。翌年、兵部大輔は千葉邦胤の臣・原親幹の討伐を受けた。

里見義頼、正木宮内大輔を大多喜城に封じ所領を宛がう
―上総◆
大多喜城主・正木憲時の叛乱を鎮圧した里見義頼は、大多喜城に正木宮内大輔を封じ、その給地として東上総内十二ヶ村などを与えた。

織田信長、爆竹を催す
―京都◆
詳細後日