1570年(永禄13年/元亀元年)
・・・丹波◆ 丹波の赤井忠家・直正が織田氏に帰属する
・・・近江◆ 織田信長、近江常楽寺にて相撲会を催す
・・・越前◆ 織田信長、越前に侵攻する
・・・越前◆ 織田軍、越前金ヶ崎から撤退し朝倉氏の追撃を凌ぐ(金ヶ崎の退き口)
・・・上総◆ 万喜土岐氏の臣・大曽根備前守が没す
・・・若狭◆ 織田家臣の丹羽長秀ら、武藤友益の若狭石山城を破却する
・・・下総◆ 里見義弘、下総小弓城攻めのために付城の築城を始める
・・・近江◆ 姉川の戦い――織田・徳川連合軍、浅井・朝倉連合軍を破る
・・・下総◆ 千葉氏家臣・原日源、千葉寺下で討死する
・・・摂津◆ 野田・福島城の戦い
・・・近江◆ 浅井・朝倉軍、織田方の近江宇佐山城を攻略する
・・・近江◆ 青地茂綱の子・千世寿に遺領などが安堵される
・・・尾張◆ 伊勢長島の一向一揆、尾張小木江城を攻略する

織田信長、明智光秀と朝山日乗に対し、将軍・義昭への要求条書を送る
―京都◆
織田信長は、将軍・足利義昭への要求五箇条を列記した条書を、明智光秀と朝山日乗宛てに送った。足利義昭はこれを承認し黒印を捺している。

丹波の赤井忠家・直正が織田氏に帰属する
―丹波◆
奥丹波の赤井忠家とその叔父・赤井直正が織田信長に服属し、本領を安堵された。

織田信長、近江常楽寺にて相撲会を催す
―近江◆
織田信長は近江常楽寺にて相撲会を開催した。

織田信長、越前に侵攻する
―越前◆
詳細後日

織田軍、越前金ヶ崎から撤退し朝倉氏の追撃を凌ぐ(金ヶ崎の退き口)
―越前◆
詳細後日

万喜土岐氏の臣・大曽根備前守が没す
―上総◆
上総の万喜城主・土岐氏の臣の大曽根備前守が没する。

織田家臣の丹羽長秀ら、武藤友益の若狭石山城を破却する
―若狭◆
織田家臣の丹羽長秀・明智光秀は、織田信長の命を受けて若狭石山城の武藤友益から人質を徴収し、石山城を破却した。
里見義弘、下総小弓城攻めのために付城の築城を始める
―下総◆
里見義弘の軍勢が、千葉・北条家臣の原胤栄の下総小弓城攻めのため、小弓近辺の地形を見立て、新城の築城を始めた。この後一帯は、築城を阻止しようとする千葉氏・原氏との抗争の場となる。

姉川の戦い――織田・徳川連合軍、浅井・朝倉連合軍を破る
―近江◆
詳細後日

千葉氏家臣・原日源、千葉寺下で討死する
―下総◆
小弓城に付城を築く里見氏と、それを阻止せんとする千葉氏との間で合戦が起こり、千葉寺下で千葉氏家臣の原日源(原能登守・小西日源)らが戦死した。